データ入力

単発派遣のオフィスワークで特に多いのがデータ入力のお仕事です。
わたしも複数の職場でデータ入力をしてきました。
期間は1日から数週間までさまざまです。

ひとりでもくもくとできる仕事なので、
コミュニケーションが苦手なわたしはすすんで入っていました。

この記事のもくじ

求められる入力スピードとは？

データ入力の求人情報には「入力スピードが速い方」と書かれています。
具体的にどれぐらいのスピードか書かれていることもありますが、
実際に行ってみると入力が遅い人もいました。
とりあえずローマ字入力ができたらいいみたいです。

ひとくちに「データ入力」といっても、いろいろな種類があります。

学生やお客さんが記入したアンケートの内容をパソコンで入力します。
わたしが毎年入らせていただいたのは大学の進路アンケートです。
具体的な企業名が見られるので、楽しくできました。

入試の願書のデータ入力をしたこともあります。
専用のシステムに、生徒の名前や住所、学校の成績を入力していきます。
「この子たちの将来を左右するかもしれない…」と思うと緊張しました。

外食チェーンの材料の在庫数を入力したこともあります。
各店舗が材料の棚卸数を記入した用紙を見て、専用のシステムに入力しました。
「卵100個」「ハム10パック」など、なじみのある材料なのでやりやすかったです。

古い手書きの書類をWordに入力してほしいという仕事もありました。
ひたすら打ち込むだけなので簡単だったものの、面白い内容ではありませんでした。

データ入力のマニュアルは職場によってさまざまです。
細かいところまでしっかり書かれているマニュアルもありますし、
アウトラインしか書かれていないマニュアルもあります。

毎年入っている仕事では、同じマニュアルを見ることがあります。
前年に間違っていた箇所が直っていると、しっかり改訂しているのだと思います。

しっかりしたマニュアルに加え、
黒ボールペン、赤ボールペン、ふせん、指サックなどの文房具まで、
きちんと並べて置かれている職場がありました。
こういう職場は本当にありがたいです。

一方でマニュアルも何もなく、アンケートの束を渡されて
「入力をお願いします」とだけ言われたこともあります。

とにかく打ち込みをしたらいいということで、
ExcelでもWordでも、おまかせしますと言われました。
どんなものを求めているのかわからず、さすがに戸惑ってしまいました。
せめてファイルぐらいは作っておいてほしいものです。

コミュニケーション能力があまり必要ないので、
パソコン相手の仕事がしたい人にはおすすめです。

入力スピードに自信がない人でも、
やってみたいと思ったらエントリーするとよいでしょう。