電話応対のお仕事に苦手意識を持つ人は少なくないでしょう。
わたしもそのひとりです。
単発派遣をやる前にも事務職をしていたので、
電話応対ができるかできないかといえばできます。
でも、できることならやりたくないというのが本音です。
電話応対は社会人の基本?
社会人経験の中で一番重要な経験が電話応対ではないでしょうか。
ビジネスマナーの基本ともいうべきスキルですが、一筋縄ではいかないものです。
OL時代に身につけた電話対応
わたしが新卒で入ったのは、お客様からの電話がよくかかってくる職場でした。
電話が苦手とは言っていられなくて、がんばって電話に慣れていきました。
クレーム対応ではないものの、中には怒っている人もいます。
そんなときには火に油を注がないよう淡々と対応し、上の人に替わっていました。
単発派遣でも電話の仕事がある
単発派遣でもダイレクトメールを送った相手に電話をかけたり、
お客さんからの問い合わせの電話を受けたり、電話のやり取りが主体となる、
いわゆるテレオペのお仕事が出ています。
わたしのところにもときどき派遣会社から打診がありました。
「電話応対は苦手なので」と正直に言って断っていました。
別の単発派遣で会った人は、
「テレオペやったことあるけどすごく楽しかったよ」と言っていました。
その人だから楽しかったのか、意外にテレオペの仕事は楽しいものなのか、
わたしはやったことがないのでわかりません。
どこまでなら電話OK?
派遣会社によっては登録の段階で
「電話を使う仕事を紹介してもいいか」
と聞かれることがあります。
選択肢は
- 全部NG
- 取次ぎ程度ならOK
- 簡単な問い合わせまでOK
- テレオペもOK
という具合です。
取次ぎ程度も難しい
わたしは取次ぎ程度ならOKにしていました。
しかし、取次ぎも意外と奥が深いんですよね。
まずは電話を取る時の名称を覚えなくてはなりません。
「A株式会社 B室です」という部分です。
会社によっては名前まで名乗るのが必須です。
無事に電話を取ることができても、
部署にいる全員の名前を覚えているわけではありませんから、
「Cさんいますか?」と聞かれてすぐには答えられません。
取次ぐ相手が特定できたとしても、
どこを押せば保留になるのかわからず、戸惑います。
電話番を任されることも
単発派遣で電話を取ることはあまりありません。
ごくまれに「『会議中なので後でかけてください』って言っといて」と、
電話番を頼まれることがありました。
そうは言ってもうまく対応できる自信がありません。
みんなが部屋から出て行った後は、
「電話が鳴りませんように」と心の中で祈っていました。
電話にまったく抵抗がないという人はうらやましいです。