試験監督

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単発派遣といえば試験監督をイメージする人が多いでしょう。
1日だけということもあり、初心者にもやりやすいお仕事です。

ただ、わたしはあまり好きではありません。
派遣会社からしても人数が要るので声をかけてくださるのですが、
入るたびにこりごりという感じでした。

この記事では、わたしの試験監督体験談をご紹介します。

検定試験の試験監督

検定試験の試験監督はかなり気を使います。
もちろん、スーツ着用です。

チームプレイが大変

リーダー格の人は経験が豊富なので、あれこれ指示を出してきます。
リーダーとの相性によってやりやすさが左右されるでしょう。

複数人のグループでひとつの教室を担当するので、
どんくさい人がいるとフォローするのが大変です。

用紙の配布ミスが怖い

問題用紙や解答用紙の配布後、残りの枚数が足りないときは焦ります。
用紙は一人一枚ずつと決まっているからです。
残りの枚数が合わないのは、1人に複数枚配ってしまったということになります。

たとえば簿記の試験は計算用紙が1枚という制限があるため、
2枚持っている人がいると公平性を欠くことになり、非常にまずいです。

試験中はとにかく暇

試験前と試験後は大変ですが、試験中は暇です。
カンニングを取り締まるといっても、カンニングしている人はまずいません。
あまり歩き回っても「気が散る」とクレームがきそうなので、ほどほどにしておきます。

大学のテストの試験監督

某大学の新入生対象のテストの試験監督に行ったこともあります。
人が集まらないみたいで、毎年のように電話がかかってきました。
チームプレイの大変さは検定試験の試験監督と同様です。

やる気のなさが伝わってくる

結論から言うと、検定試験以上にしんどい仕事でした。
入試のような正式な試験ではないからこそ、
学生のめんどくさい空気が伝わってきて生気が吸い取られます。

派遣スタッフのクオリティも低かったです。
電話攻撃で集められているせいもあって、やる気のなさそうな人が多かったです。
わたしもやる気がなさそうなメンバーの一人なんですけどね。

派遣スタッフにも不人気

わたしの性格上合わなかっただけという可能性もあります。
しかし、別の場所で知り合った人も同じ試験監督の経験者で、
「あれは二度と入りたくない」と言っていたので、サンプル数は2です。

試験連絡員のお仕事

試験監督とはまた別に、連絡員という役割もあります。
廊下で待機している役です。

試験開始前には受験者の案内をします。
「自分の席が見つからない」という問い合わせも来るため、
どの教室にどの順番で机が並んでいるか把握しておく必要があります。

タバコが吸える場所を聞いてくる人も多かったです。
最近では禁煙の建物が多く、喫煙場所がないこともあります。
主催者に聞いても把握していないことがあって、参ってしまいます。

連絡員はさらに暇

試験監督は用紙のチェックがあるものの、
連絡員は廊下で待っているだけなので、とにかく暇で苦痛です。

トイレに行く受験者の付き添いぐらいしか仕事がありませんでした。
カンニングした人がいたら、事務局に連れていくという役割もあります。
しかしながら、お目にかかったことはありません。

椅子があるので座っていられるのですが、読書など暇つぶしはできません。
3人ぐらい連絡員がいるので、相互に見張り合っているような感じです。
暇すぎて、何度か気を失いそうになりました。

試験監督は楽じゃない!

試験監督は土日をつぶしてまでやる仕事ではないと思います。
時給もそれほど良くないんですよね。
半日だけのお仕事という案件もあり、手取り額はかなり少ないです。

といっても、試験監督のお仕事がやりたいという人もいるでしょう。
特別なスキルは必要ないので、一度やってみることをおすすめします。

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